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西江大語学堂5級・ライティングA

2003年4月、西江大学校語学堂での授業が始まった。10週間の学校生活である。下のクラスから上がってくる人が大半なので、クラスの雰囲気になじめるかどうか、やや不安だった。

授業当日、クラス分けが貼り出してあったのを見てみると...なんとライティングのクラスに私の名前がない。ちゃんと自己紹介のファックスも送ったのに。事務のウ先生に聞くと、「うそ、そんなことあるわけない」と言って、ひとしきりクラス分けの紙を見て、「...ごめん、僕が間違ってたわ」。結局、ビデオ学習や会話クラスは5-Bだったのだけど、ライティングは名前がなかったのだった。5級は、クラスが3つに分かれているが、ライティングは自由選択なので、クラスも2つと少ない。「どっちでもいいけど、人が少ないほうにする?」と聞かれ、迷わず「少ないほうで!」と答え、ライティングはAクラスに。これが結果的には良かった。

本当は、進度の関係からいって、ライティングもBクラスのほうが良かったらしいのだ。でも、幅広い人と知り合う、という意味では、私にとってはライティングがAクラスのほうが、ずっと面白かった。ライティングのBクラスは日本人と在日が多い。
それに比べると、ライティングのAクラスは、カナダ、アメリカ、マレーシア、フィリピン、インド、在米韓国人など、国際色豊かなメンバーが勢ぞろい。しかも、雰囲気がゆる~くて、個人的には気楽な感じが気に入っていた。あと、ライティングA&その他クラスBという組み合わせの人が、私のほかにもう1人いて。その子は、私のだ~い好きなジェイスン♪ というわけで、ま、気分が良かったのですよ。

ライティングAクラスでは、なぜか私は「タタミ」と呼ばれていた。クラスメイトのカナダ人が、実は合気道をやっている人で(だから畳は知っていた)、そいつが私の名前をもじって「タタミ」と言い出したのが初め。その後、私が「タタミと呼ぶな!」と言おうと思って、間違えて「サシミと呼ぶな!」と言ってしまい、その後はもっぱら「サシミ」(TT)みんな、タタミは知らなくても、サシミは分かる。韓国語でもサシミはサシミやし。

このクラスで一番面白かったのは、ジェスチャーゲーム。韓国語の擬態語を言いながら、その擬態語にぴったりな体の動きをしたり。クラスのメンバーがその擬態語を使った文を作って、それを実際に体で表現したり。私はベストパフォーマンス賞をもらった(ぱちぱち)。クラスの人間には、「一般的に想像する日本人とは、あんたは違うねえ~」とよく言われたものだ。

また、このライティングAクラスのメンバーは、私を除きみんな英語が母語か、流暢に話せる。そのため、私が教室に入っていくと、みんな英語でべ~らべら話しているわけ。そういうときはすかさず「英語やめようよ~私わからへん~韓国語で話そうや」と言ったり。でも、韓国語の学校行ってたのに、英語の必要性を痛感することになろうとは...このへんの話は、いずれ書くこともあるだろう。


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